花粉症対策に小顔に見せるマスクや化粧術が人気

　街を歩くと、マスクをつけている方をたくさん見かけますよね。
最近では、男性の方もマスクを付けているのを見ますが、まだまだ
女性の方に比べると少ないようです。

　花粉症対策でマスクを付ける女性が益々増えているようですが、
そこは女性なので、マスクを付けていても美しく見られたいという
心理が働きます。
そんな中、マスクを付けた際のメーク術を紹介したり、「小顔効果」
の機能を加えるなど、美しく見せる工夫をしたマスクを売り出す企業
が、増えてきました。

　女性が美しくありたいという欲望は尽きることがなく、マスクを
付けても「美しくありたい」というニーズが高まっているためで、
企業にとっては大きなビジネスチャンスになっているのです。

『小顔＆ピンク』

　日用品メーカー大手のユニ・チャームは2016年1月、「小顔に見せる
マスク」を全国で新発売しています。「独自のプリーツ設計でマスクが
浮きにくい形状にした」といい、マスクを付けた時に顔にすっきりフィット
するのだそうです。
アイリスオーヤマも、顔周りの浮き上がりを押さえて、すっきりした印象
を与える「美フィットマスク」を発売している。


ユニ・チャームの「小顔に見せるマスク」
https://locari.jp/posts/42055



アイリスオーヤマの「美フィットマスク」
http://jocee.jp/user/watwr/46026ba51a4ea01d4442?pa...


　女性の顔色を明るく見せるように、定番の白ではなく、ピンク系など
明るい色にしたマスクも増えています。
小林製薬は「のどぬ～るマスク　はだごこちローションマスク」に
ベビーピンクを取り入れた。



小林製薬の「のどぬ～るマスク　はだごこちローションマスク」
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hpl39/4987072040...

スポンサードリンク




　化粧品メーカーの資生堂は「より魅力的にみせるマスクメーク術」として
マスクを付けた際に美しく見せるメーク法の紹介を始めた。
「アイメークは唯一見せる部分だからこそしっかりと！」などとアドバイス
しています。
「花粉症で涙が出ても崩れないよう、マスカラはウォータープルーフ（防水
機能がある）タイプを使用した方がよい」、「アイシャドーはくずれても
目立たないよう、ピンク系やベージュ系がお薦め」などと、ホームページで
詳しく紹介しているほか、店頭で客から問い合わせを受けた際にも丁寧に
説明しているという。メーク術を伝えると同時に、メーク商品を併せて紹介
し、売り上げにつなげようという狙いのようだ。



「マスク美人」になるメーク術も紹介している
http://mainichi.jp/articles/20160319/k00/00e/040/1...

インフルエンザ流行で、売り上げが4年で倍増

　そもそもマスクは、女性にとってファッション的には「タブー」とも言える
存在だった。しかし、2009年に起こった新型インフルエンザの世界的大流行
（パンデミック）をきっかけに、マスクを付ける事への抵抗感が急速に小さく
なったようだ。

マスク業界関係者によれば、マスクの国内販売総額は、パンデミック直後の
2010年に257億円だったのが、2014年には491億円とほぼ倍増。その後も
販売額は右肩上がりで増え続けているという。
「少子高齢化が進み、消費財全般の売り上げが伸び悩む中、マスクに関わる
商品は成長が見込まれる貴重な市場」との見方が強まっているそうです。

あるマスクメーカーは「（すっぴん隠し）でマスクを使う若い女性もふえて
いる。マスク美人対応は企業にとってポテンシャルが高く、楽しみな市場です」
と期待を膨らませている。

---

スポンサーリンク

タグ：マスク　小顔　化粧 花粉症　マスク　小顔