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東洋ゴムの免震ゴムデータ改ざんの続報 [ニュース]

 東洋ゴムが製造している免震ゴムの耐震性能の

データ改ざんに対する調査の途中経過報告が

出されました。

 その報告によると、データ改ざんされた材料が

使われたとされる18都府県の55棟以外にも

存在するそうです。

「やっぱりね!」と思われている方のほうが

多いんじゃないでしょうか。

一度味を占めたら、やっちゃうもんですよ。

誰にも相談できなかったんですからね。

ところで、どれくらいの建物に使われていたか

というと、195棟の建物の一部にも基準以下

の免震ゴムを使った疑いがあると言うんです。

どうでしょう?これも疑わしく思えませんか?

それはそれとして、東洋ゴムによると、55棟

に使われた免震ゴムでも「震度5強程度」

地震であれば、55棟すべての建物が倒壊する

恐れはないそうです。

 「震度5強」? 確かに発生するのは稀かも

知れないけど、起きない震度とは言えないように

思います。

さらに、「震度6~7程度」の東日本大震災クラス

の地震が起きても17棟で建物が倒壊する恐れは

ないと言っています。

ちょっと待ってよ!

残り38棟はどうなの?

倒れちゃうの? 傾いちゃうの?

南海トラフで大規模な地震が起きる恐れがあるって

言われているのに、マグニチュード8~9の

巨大地震だって言うじゃないですか。

「震度6、7」の揺れがあるとも言われています。

 この地震から守るために免震ゴムを使った建物が

あるはずなのに、免震ゴムを使った建物の半分以上

が危ないなんて、冗談じゃないですよ。

 ところで、マグニチュードとか震度とか言って

ますけど、格好つけて震度のことを英語で

マグニチュードって言っているのではないんですって。

マグニチュードっていうのは、震源の地震の大きさ

震度っていうのは、私たちが生活しているところで

起きる揺れの強さだそうです。

マグニチュードが1増えると地震のエネルギーは

32倍になるんですって。

だから、マグニチュード8の地震は、

マグニチュード7の地震の32個分のエネルギーを

持っていることになるそうです。

また、大きな地震であっても震源から離れた距離に

いると、揺れは小さくなるので感じなくなります。

 さて、調査途中での報告だったんですが、

55棟のうちの38棟は大丈夫なのでしょうか?

195棟は大丈夫なのでしょうか?

本当にそれだけで済むのでしょうか?

国交省も免震装置を作っているメーカー26社に

対して、性能や申請に関する問題がないかを調べ

1ヶ月以内に報告するよう指示を出したそうです。


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